どもアフィマニです。
今日は全日本SEO協会の鈴木将司さんの『人工知能化するGoogle SEO対策!BERTアップデート緊急対策』セミナーに行ってきました。
場所は有楽町の国際フォーラムで、どれくらいの方が来ているのかなーと思ったのですが、 3人机が2つ、で前後に4列だったので約20名ぐらいの参加者でした。
内容については詳しいことは書けないのですが、鈴木さんといえば、SEO業界でも有名な方で、僕ははじめて鈴木さんのセミナーにいったのですが、話も聴きやすく実例もかなり喋ってくれるので(中にはクライアントさんの情報も入っていたようで、ちょっと話しても良いのかな?)っていうレベルのお話もありました。
ちなみにSEOで鈴木さんというと「海外SEO情報ブログ」のファベルカンパニーの鈴木謙一さんもいらっしゃるのですが、今回のセミナーは鈴木将司さんの方のセミナーです。
今回のセミナーでは2019年の年末にあったと言われているBERTアップデートに対しての緊急セミナーだったのですが、何人か、アフィリエイターの方もいらっしゃり、「あ、あのメディアの●●さんも来ているな」と僕は感じました。
セミナーの内容は
- BERTアップデート後に検索順位が落ちたサイトの全特徴
- BERTアップデートの影響を受けたサイトの順位の落ち方は?
- 検索順位を落とす「よくあるミス」を点検する
- Googleアナリティクスを利用した検索順位復旧対策
- カバレッジ率という重要ポイントの向上方法
- Google最新特許情報から見えてくる人工知能化するGoogle SEO対策
- メインコンテンツとサブコンテンツの比率を調整する
- 上位表示に必要な文字数は3パターンある!
- キーワード出現頻度の重要性は無くなったのか?
- 上位表示しやすい最新ページデザインを解説
という風になっていて、非常に学びの多いセミナーでした。こちらGoogleの正式なアナウンスをみてみますと
Meet BERT, a new way for Google Search to better understand language and improve our search results. It’s now being used in the US in English, helping with one out of every 10 searches. It will come to more counties and languages in the future. pic.twitter.com/RJ4PtC16zj
— Google SearchLiaison (@searchliaison) October 25, 2019
こちらをGoogle翻訳で日本語に訳しますと
「BERTは、言語をよりよく理解し、検索結果を改善するGoogle検索の新しい方法です。現在、米国では英語で使用されており、検索10回に1回の割合で支援しています。将来的にはより多くの郡と言語になります。」
ということで、まだ100%の検索エンジンには乗っていないようですがどんどんそうなっていきますよ!ということのようですね。
そもそもBERTアップデートってなによ?
そもそもBERTアップデートってなによ?っていうところなのですが、BERTというGoogleの新しい人工知能(AI)ベースの自然言語処理技術を採用して、自然言語処理の能力を向上させるためのGoogleのアップデートのことを「BERTアップデート」と言うそうです。
参照:BERTとは何か?Googleが誇る最先端技術の仕組みを解説!
BERTアップデートについて簡単にまとめておきますと、現在もうSIRIも発展して来ているので、どんどん検索が会話形式になって来ていると言われています。
この「長い会話型のクエリ」に対してBERTアルゴリズムが働くようになる
よって、文章型のクエリでより関連性の高い検索結果が表示されるようになる、ということのようです。
アップデートについて簡単にまとめておくと、
2016年前 パンダペンギンなどのアップデート
2017年12月 医療系のアップデート
2018年 アップデート細かく
2019年 コアアップデート3回以上来る
2020年
アップデートは頻繁にくるのではないか?
というようなざっくりな感じになっちゃうのですが、僕が聞いたところによると、検索エンジンの側からすると「アップデートという風に明言してやっている大掛かりなものとそうでないものがあって、当然SEOの検索結果はもう日に日に、あるいは1秒1秒で変更しているので、何をそんないちいち騒いでんの?」っていうことのようです。
要は頻繁にSEOの順位変更は起こっているのでそれに対して僕らはいちいち過敏に反応をするのではなく、ただ1つ間違いなく言えることは、「ユーザーのためにサイトを作りましょう!」ということになるのかなーと思います。
BERTアップデートの対策はなんのため?
結局のところGoogleも民間企業なので、みんなに検索エンジンを使ってもらわないといけないですよね。
BERTアップデートにより今後どうなっていくのかというと「より人の会話に寄り添った検索結果を返していく」ということになりそうです。
つまりこれまでキーワードということで検索のロジックがなっていたものが会話形式
例えば、これは「てにをは」と呼ばれる会話の接続語、接続詞などが重要になってくると思うのですが、検索エンジンで「渋谷 居酒屋」と調べていたものが「渋谷の安い居酒屋」などのような会話形式で認識していきますよ~ということになることです。
よくGoogleが今CMしていますよね?
・今日の天気は?
・おいしい魚料理屋さん
・ラフティングのできる街
・犬が遊べる場所
とかとかいろいろあると思うのですがiphone、airpodsなどの進化によって音声検索で検索している人も多いのではないでしょうか。
僕も最近はたまに音声で文字入力をすることが多くなってきていてサイト自体も音声入力でサイトを作っちゃうなんてことも多くなってきています^^;
こういう検索の時にいちいち「渋谷(スペース)居酒屋」なんて検索しないですもんね!
今回はそういうところに対応したアップデートといえそうです。
BERTアップデートの対策はどうすれば?
これはあくまでも僕の見解になってしまうのですが、BERTアップデートの対策があるとすればより「てにをは」に寄り添っていくページ作りをする必要はあるのかなと思います。
例えば、こちらの画像の様に「キャッシングを~」に続く言葉があるとすれば
キャッシングをはじめてご利用される方限定 秋のキャッシング初回利息キャッシュバック
キャッシングをキャッシングで返す
キャッシングをまとめたい
キャッシングをリボ払い
キャッシングをまとめる
キャッシングを早く返す方法
キャッシングを繰り返す
などのような言葉が入ってくると思いますが、今後はこういう対策をしていかないといけないのかもしれません。
あるいは「お金が~」となると
お金がない
お金が欲しい
お金がないドラマ
お金が無い
お金がかかる 英語
お金が貯まる
お金がたまらない
お金が足りない
お金がほしい
お金がないっ
などのキーワードが出てきますよね。今後はこういうフレーズに対応したサイトの作り方をしていく方がより反応されるということになりそうです。(画像はrelated-keywordsより引用)
じゃあユーザーのためってなによ?
っていうところになるのですが、ここについて今日のセミナーで僕が勉強になったところは、当たり前なのですが、
・伝えないといけないことは伝えましょう
・画像も最適化しましょう
・文字装飾なども見やすくしましょう
みたいなところでした。
これ簡単に書いてしまうと当たり前のことなのですが、実は結構できていなかったりするので注意が必要です。
というのも特にうちの会社でも運営しているサイトでやりがちなのが、そのキーワード、そのタイトル、その記事にマッチしていない適当な画像を置いてしまっていることが多く、これは真っ先にスタッフに貼りかえるよう連絡をしました。
というのもそもそも昔はalt属性でグーグルも画像を認識していたのですが、アフィリエイターやいろいろなウェブマスターがそれでSEOに効果的ということがわかってしまい結局今はそこではなくそもそも画像をOCR機能で理解できるようになっています。AIの進化が早いので、ここらへんについては弊社もレポートなどの教材で発表をしていっていますが、今後どんどん検索エンジンも脳の中に入っていくと思うので、そういった時にSEOをどうすべきか、どうなるかっていうことを考えて動かないといけないかなと思いました。
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